神経治療について | ひろかみ歯科医院

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神経治療について

通常の、比較的軽い虫歯であればう蝕部分を削ってから詰め物や被せをして治療することができますが、う蝕が歯の神経部分にまで達している場合にはその神経を取り除かなければなりません。これがいわゆる「神経を抜く治療」「神経治療」などと呼ばれる治療で、正しくは「根管治療」と言います。

神経治療が必要な場合とは

そもそも口の中に見えている歯は「歯冠」と言って全体の3分の1ほどで、残りの3分の2は歯茎の中に隠れています。その歯根部分の真ん中には血管と神経で成る「歯髄」と呼ばれる空洞があって、血管は歯の象牙質に栄養や水分を送り、神経は歯の知覚を司る働きをしています。この歯髄を維持できれば健康な歯を保つことができひいては寿命を延ばすことにもなるのですが、この歯髄部分にまで虫歯が達している、つまり細菌に侵されているなら、残念ながらこれを取り除いてしまう必要があるというわけなんですね。この状態を「歯髄炎」と呼びます。その名の通り細菌によって歯髄が炎症を起こしている状態で、炎症が治まって正常な状態に回復しない場合に根管治療によって神経ごと取り除いてしまうしかないわけなんですね。更に歯髄炎を放置していると細菌によって歯髄が殺されてしまう「歯髄壊死」に達します。神経が死んでしまうのでもう冷たいものや熱いものを食べても痛みを感じなくなりますが、細菌はまだ生きているので壊死した歯髄を取り除き、根管治療しなければなりません。

神経治療の流れ

根管治療は、まず細菌に感染している歯髄部分を取り除いてから根管内を十分に殺菌・洗浄し、防腐剤で蓋をしてから歯の土台となる「コア」、コアの上から「クラウン」と呼ばれる被せを装着して治療完了となります。こう聞くと数回歯医者へ通えば終わりそうに聞こえるかもしれませんが、実は殺菌・洗浄の段階でどれだけ薬で消毒すれば完璧に滅菌できるか全く見当がつかないため、人によっては何か月も通わなければならないこともあるんですよ。しかも根管は人によってそれぞれ形態も本数も異なりますし、根の先の部分で分岐していたりと複雑な形をしているため、歯科医師が特に注意を集中して行わなければならない治療となります。

けれど本当は前述の通り、歯を残すためには神経を抜かない方が良いんですよ。根管治療が必要になる歯髄炎になるまで虫歯を放置せず、虫歯が小さいうちに早めに治してしまうことが一番良い方法なんです。群馬県高崎市で「虫歯かな?」とお疑いの方は、当ひろかみ歯科医院にご相談くださいね。

記事投稿日:2019年05月15日


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