歯の神経をとったのにまだ痛みがあるのはなぜ? | ひろかみ歯科医院

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歯の神経をとったのにまだ痛みがあるのはなぜ?

歯の根元にある神経にまで虫歯菌が到達した場合、その侵された神経を取り除いて虫歯菌を根絶しなければなりません。これを「根管治療」と言いますが、中には根管治療をして歯の神経がなくなったはずなのに、数年後何故かその同じ歯がズキズキと痛み出した・・・というトラブルを抱える患者さんがいます。神経がないはずなのに痛いのは何故?この疑問にお答えするために、まずは根管治療について大まかにご説明しますね。

根管治療とは

前述の通り、根管治療では細菌に感染してしまった歯の神経を取り除き、空洞になったその部分に数回に分けて薬を投与して無菌状態にしてから、神経の代わりに薬剤を詰めて再感染を防ぎます。その後、歯の根元に歯の土台となる人工物を詰めて土台の上に人工歯を被せます。これがいわゆる「差し歯」のこと。根管内が無菌状態になるまでに個人差があるため一概には言えませんが、根管治療から差し歯を装着し治療が終了するまでに、大体6~12回の通院が必要と考えておいてくださいね。

根管治療後に歯が傷みだす理由

神経を抜く根管治療をしたはずなのに、しばらくしてまた歯が痛みだすのは、主に細菌が再び歯根内で増殖し膿が溜まってしまうからなんですよ。「え?再感染しないように歯根を完全殺菌したんじゃないの?」と思われるかもしれませんね。その通り、本来根管治療の目的は歯の根の先で再び細菌が増殖しないようにすることなんですが、実は歯根は曲線を描いていて目視では確認できないなど形状が複雑な場合もあり、これまでの統計や経験による指先の感覚や勘だけで根管治療を行う場合には、実は完全に菌を取り除けていないこともあるんですよ。また神経を取り除いた空洞部分に薬剤を詰める際に、ピッタリと蓋をしておらず、わずかに空洞が残ってしまっている場合にも、そこに菌が溜まって痛みの原因となることがあります。

上手な根管治療とは

従って、再び痛み出すことのない根管治療を行うには、歯根内に菌を取り残すことなく完全な無菌状態にし、かつ空洞を完全に閉鎖したりする必要があります。近年では複雑な形をした歯根であっても目で確認できるマイクロスコープを使用するクリニックも増えていますし、歯根に空洞を作らないことは勿論、歯と被せ物の間から細菌が侵入しないようピッタリとした質の良い被せ物を作るクリニックも沢山あります。群馬県高崎市にある当ひろかみ歯科医院でも、できる限り再治療の必要がないよう、丁寧な診察と治療を心がけていますよ。

記事投稿日:2020年03月13日


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