３. きれいな環境で自分の歯が生きていける事

歯は、お口の中で生きています。細菌の集まりである歯垢や歯石に囲まれた状態の歯と、歯垢が付いていない綺麗な状態で生きている歯とでは、どちらが幸せでしょうか？　それは、ドブ川のなかで生きている魚と、清流のなかで生きている魚と、どちらになりたいですか？

歯周ポケットも、歯垢や歯石がついている状態ですと、嫌気性菌といって、汚い環境でも生きていける細菌が増えていきます。自分自身のお口の中を愛してください。自分自身の歯を愛してください。自分自身の歯肉を愛してください。歯垢や歯石も付いていないで、つやつやしたピンク色の歯肉に囲まれている歯は、幸せだとは思いませんか。

日頃、ブラッシングをしていますか？

忙しさにかまけて、ブラッシングをする時間を確保していない人や、間食をダラダラとしている人は、生活習慣に問題があります。

毎日、ブラッシングする時間を作って、歯や歯肉をいたわってあげてください。歯も毎日噛んだりして力が加わったりして役目を果たし、働いています。「お風呂に入りながらブラッシング」や「テレビを見ながらブラッシング」など工夫をしている人もいます。毎日働いている自分自身の歯をいたわり、きれいな環境で生きていけたらいいですね。