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20代から既に歯周病は始まっている!

UPDATE . 2020.07.29院長だより

普段診療をしながら、患者さんとお話をしていて、皆さんが歯にまつわるこんなこと、あんなことを知っていたら、こんなに症状が悪くならなかったのに。と感じることが多々あります。
院長だよりでは、皆さんにぜひ知ってもらいたいこと、私が皆さんに伝えたいことを度々発信していきたいと思います。

歯周病は、痛みがなく静かに進行していき、歯肉が腫れたり、歯が動揺したりして、気が付いた時には歯がグラグラしていく病気です。20代、30代では症状が出てこないので、ご自分では歯周病であるとわかりにくい病気でもあります。

厚生労働省の平成28年歯科疾患実態調査概要によると、歯周病にかかっている人の年代別割合を見ると、30代から歯周病の人が増えるのがわかります。近年、25歳から44歳の年齢層で、歯周病の人が増えています。

私たちは、生きています。毎日、生活しています。これからも、生きていきます。自分自身の人生は一度しかありません。自分自身の人生を、豊かに生きていくためにも、歯周病という病気の実態と予防法を知っていてもらいたいと思います。歯周病が原因で歯を失って、固いものが食べることができずに、柔らかいものしか食べていない人。お孫さんとの外食を避けるようになったり、外出も控えたりしている人もいます。

歯は、趣味にも影響しています。祭りで横笛を吹いていた方が、前歯を失ったせいで息が漏れるようになってしまい、横笛が吹けるような入れ歯を作ってほしい。という依頼をいただいたこともありました。釣りを趣味にしている方が、前歯を失って釣り糸を前歯で挟めなくなったので、入れ歯でも釣り糸を挟めるようになりたいという依頼をいただいたこともありました。カラオケをする人も、歯を失う前と同じように歌えなくなってしまったので、歌いたいという要望は多いです。みなさん、異口同音に「失ってわかる歯の大切さ」を訴えていらっしゃいます。

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